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遭難してしまったら

遭難してしまったら

登山での最大の災難は遭難してしまうことです。自分の現在位置がわからなくなり、進む方向を決めることができなくなるのです。

 

遭難には大きく怪我をして動けない場合と、動けるが現在地がわからなくなった場合とがあります。

 

準備してきている者の中に、救急箱や手ぬぐいなどけがなどの備えていればいいのですが、そうでないと、助けが来るまでは行動が制限されてしまいます。

 

また、やまの夜の気温は想像以上に冷え込み、8月でも半袖では寒さを感じるほどです。

 

コンパスなどを用意していないで、方向がわからなくなった場合に役に立つ方法をご紹介します。

 

まずは時計があるのなら太陽の位置で方向を知ることができます。ちょうど十二時に太陽は真南を通過していますので、その方向さえ把握しておけば大丈夫です。

 

曇りで太陽が出ていない場合には、木の年輪で方向を知ることができます。木の幹を切ってみて、年輪の幅が大きい方が南です。太陽が良く当たるためにその面だけ気の成長が早いのでこのような状態になります。

 

身の安全を守るために、動物の生活圏内入ると敵だと認識され襲われることがあります。クマなどはよく気で詰めを研ぐので、幹の皮が剥がれている気が多い地帯では、高い確率で近くにクマが潜んでいますので、慌てずにその場を離れるようにしましょう。

 

救助を求めるためには、上空から自身が見えるところに移動するようにしましょう。また、川の水を飲むことは、まれに細菌などが生きていることがあるので、覚悟の上で飲むようにしましょう。